
あ……ありのままに今起こったことを話すぜ!
草の描画距離を8000から40000に増やしたはずなのに、ドローコールが減ったんだ。
何を言っているかわからねーと思うが、おれも何を言っているのか分からねぇ……!
というわけで、Community Shaders の超魔術により、草の描画処理が劇的に改善されました。
その結果がこちら。


以前の設定より、草の描画距離を4倍に増やしてみましたが、ドローコールは約5分の1になりました。
今回は、このとんでもない機能である「Grass Optimizations」についてご紹介します。
Grass Optimizations とは?
「Grass Optimizations」は、Community Shaders のアドオンで、草のレンダリングを現代的な処理に置き換えます。
その結果、草の描画パフォーマンスが劇的に改善し、LODに頼らず草の描画範囲を伸ばすことができるようになりました。
草の描画距離を伸ばせるということは、「【スカイリム2026】遠景の仕組みを理解して最適化してみよう – 最終回 オブジェクト&出力編」でご紹介した、明るさ調整が不要になるということです。

ようやく、完ペキな遠景を手に入れられるようになりました!
遠景の最適化
Grass Optimization はそのままでも利用できますが、効果を最大限引き出すための設定についてご紹介します。
用意するもの
Community Shaders

Grass Optimization を動かすのに必要です。
Grass Optimizations

今回の主役。スカイリムユーザーを長年悩ませてきた、草関係の問題を一気に解決するすげーMOD。
DynDOLOD 3 Alpha

Grass Optimization に対応した最新バージョン(212以降)が必要です。
遠景の最適化と、草のLODモデルを作るために使います。(草の配置は行いません)
No Grass In Objects(NGIO)(オプション)

草関連の設定値を上書きするのに利用します。
遠景の作成
効果を最大限発揮するためには、草なしの遠景を再作成する必要があります。
遠景の詳しい作成方法については、こちらの記事をご参照ください。

本記事では、Grass Optimization 用の設定値について解説します。
TexGen
「HD Grass」のテクスチャを生成します。
最新バージョンでは、草キャッシュがなくても「Grass」または「HD Grass」のいずれにチェックが入れられるようになっています。

DynDOLOD
Grass Optimizations が有効化されていると、「Grass LOD」の項目が次の通り「Create assets for CS Optimized Grass」に変わります。
こちらにチェックを入れて遠景を作成します。

NGIO の設定
遠景の作成が完了したら、No Grass In Objects(NGIO)の設定を調整します。
GrassControl.iniをテキストエディタで開き、Grass Optimization のMODページで指定された値に変更します。
Extend-grass-distance = true
Overwrite-grass-distance = 40000(Grass Optimizationが描画する距離の最大値。お好みで変更可)
Overwrite-grass-fade-range = 0
DynDOLOD-Grass-Mode = 0
起動と最終調整
ここまで準備が整ったら、ゲームを起動します。
Community Shaders の設定画面を開き、「Grass Optimizations」タブの「Enable Mesh LOD」にチェックを入れます。

これで、DynDOLODで生成した草のLODモデルが使われるようになります。
ここまで完了したら、「Grass Lighting」から明るさなどを変更してみてください。遠くの草まできれいに変わっていくのが分かると思います。
以上で設定は完了です。お疲れさまでした!
注意点
いずれアップデートで解消されると思いますが、現時点(2026年9月)では、いくつか注意点があります。
Overwrite-grass-distance を大きくしすぎると、ゲームの起動が遅くなる
MODページには、「Overwrite-grass-distance は 100000 でも大丈夫」と記載されていますが、実際にそのような値にすると、ゲームの読み込みが極端に遅くなる現象が報告されています。
現状は 40000 程度にとどめておく方が良いようです。
ゲーム起動時に NGIO が警告を出力することがある
草キャッシュを作らない状態で、GrassControl.ini を本記事通りにすると、ゲームの初回起動時に警告が表示されます。
無視しても問題ないようです。
作者様から、次の NGIO のアップデートでメッセージが表示されなくなることが明言されています。
草キャッシュはあった方が良い?
遠景作成に草キャッシュは不要になりましたが、草が生えてほしくない場所を制御するためには、依然として必要です。
また、Grass Optimizations が描画を高速化するとはいえ、セルロード時に計算するのと、事前に計算しておく(キャッシュしておく)のでは、明らかに差があります。
PCスペックが心もとない場合も、草キャッシュはあった方が安心です。
まとめ
今回は Grass Optimizations について解説してみました。
NexusのPOSTでも、多くの方が衝撃を受けている様子が確認できます。
すごいぜ! スカイリム!
どこまで進化するんだ!? スカイリム!

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