こんにちは、まとんです。
パソコンが壊れました。一ヵ月の入院コースです。
それまでスカイリムができません。
そこで今回は、私の(入院中の)ゲーム環境を紹介してみたいと思います。
タイトル通りグラボ無しの環境なので、スカイリムのためにゲーミングPCを新調しようとしている方には、ちょっとだけ参考になるかもしれません。
環境紹介
ケース + マザボ + 電源 : ASRock DeskMini X600
小型ベアボーンキット。
幅、高さ、奥行き全てが20cm以内に収まっているのに最新のRyzen CPUが載るスゲーやつ。
しかも、ケース、マザボ、電源がついて3万円切り。お財布にも優しい。
デスクトップPCは置き場所に困るし、掃除の邪魔だし、ホコリがたまりやすいしで、昔から好きではありませんでした。
そんな中で出会ったのがベアボーンキットの中でも最小クラスのこのケース。どストライクでした。

ちなみに今入院中なのもコイツです。
電源の接続部がイかれてしまい、コネクタをぐりぐりすると基盤がバチバチと火花を飛ばすようになってしまいました。。
CPU : AMD Ryzen 7 8700G
Radeon 780Mを搭載したCPU(APU)。780Mは、内蔵グラフィクスでは現時点の最高性能と言われています。
お値段は約5万円。
CPUとしては同性能のものと比べると高いです。が、CPU+グラボと考えれば、安いくらいだと思います。

YouTubeでDeskMini + 8700Gの組み合わせを見て、「これでゲームできるんか!」「スカイリムは10年前のゲームだし余裕やろ!」と思ったのが、このPCを作ろうと思ったきっかけです。
CPUクーラー : NOCTUA NH-L9a-AM5
ミニPCをゲーミングPCにというコンセプトなので、熱がすごいことになるというのは想像がついてました。
なので、CPUクーラーは奮発して良いものにしました。
お値段は約7000円。
クーラーは高さ40mm以下に抑える必要があったので、その中で最も冷却性能が高いと言われているものを購入。
調べた中では、値段も一番高かったです。
ただその価値はやっぱりあって、ヒートシンクの密度がメチャクチャ高いです。
8700Gの付属クーラーと比べると倍くらい違う。重さも倍くらい違っていて、ズシっとします。

実は間違えて、「NH-L9a-AM”5″」ではなく、「NH-L9a-AM”4″」を買ってしまいました。。
ですが、AM4をAM5用に換装するマウントキットをNoctureのサイトから無償で入手できることを知り、そちらを申し込むことで事なきを得ました。
英語のサイトですし、分かりにくい部分もあったので、後日記事にしたいと思います。
メモリ : Crucial 32GB DDR5-5600 SODIMM CT2K16G56C46S5
DeskMiniはデスクトップCPUが載るベアボーンキットですが、メモリはノートPCのものを使います。
APUはメモリからVRAMを割り当てるので、メモリの速度が重要らしいです。
チップセットはDDR5-6400まで対応しているらしいのですが、お財布との兼ね合いでこれにしました。
ストレージ : Crucial SSD 500GB CT2000T500SSD8JP
SSDはメモリと同じく、安心と信頼のCrucial製。
気にしたのは容量くらいで、特にこだわりはないです。
組み立て
組み立ては上述のパーツをDeskMiniに押し込んでいくだけなので、めちゃくちゃ簡単です。
ケースネジがすごく小さいので、失くさないように注意するくらいだと思います。
スカイリムは動くの?
普通に動きます。
ただ、Modにもよると思いますが、フルHDはかなり厳しくって、30fps前後といったところです。

ファルクリースやリフテン周辺のように、木の多い場所だと20fpsを切ります。
私は1280×720に解像度を落としてプレイしています。これだと、常時30~45fpsくらいでプレイできます。
ゲームは60fps以上が主流のようですが、私はFPSをやらないので、そこまでこだわらなくてもいいかなと思ってます。実際プレイしていて不満に感じたことはないですし。

神ゲーとして有名な「ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム」も、30fpsらしいです。
AMD Fluid Motion Frames(AFMF)について
780Mは、AMDの最新グラフィックチップなので、AFMFというフレーム生成技術が使えます。

AIによってフレームとフレームの間に補完フレームを生成し、映像を滑らかに見せる技術です。
一応この機能を使うと、フルHDでも(数値上は)60fps出るようにはなるのですが、たまにキャラクターや文字がブレるようになってしまい、今いちだと感じました。
Modにも「Frame Generation」というフレーム生成してくれるものがあるのですが、同じような結果でした。
ゲーム中の発熱について
やばいです。めちゃくちゃ熱くなります。
最強CPUクーラーのNoctuaでも冷やしきれず、CPU温度は90度近くまで上がります。
たぶんサーマルスロットリングが発生しているのだと思いますが、しばらくプレイしているとコマ落ちというか、動きがスローモーションになるような現象が頻発するようになります。

最初の頃、こんな爆熱上等!の使い方をしていたから電源が壊れたのだと思います。。
で、さすがにこれはよろしくないので、冷却対策を考えました。
吸気口(CPUクーラーの羽根が見える面)の上に卓上扇風機を載せて、CPUクーラーが空気を吸い込むのに合わせて、追加で外から空気をケース内に送り込むようにしました。

中に隙間がないので、外から冷やしてあげることにしました。
私が使ったのはこれ。
送風口を下向きにして使うので、送風面が平らでDeskMiniとほぼ同じサイズのものを選びました。
結果としてCPU温度が常時60~70度をいったりきたりという感じで、何時間遊んでもスローモーションになることがなくなりました!

卓上扇風機は最低風量(一番静かなやつ)で回してます。
風量を上げるとさらに冷えてくれるので、夏場も安心です。
騒音について
CPUファン+卓上扇風機という構成なので、けっこううるさいです。
扇風機のおかげでCPUファンの回転数は落ち着くので、主に扇風機の音だと思います。
私はヘッドフォンをして音が気にならないようにしてます。
まとめ
今回は、私がスカイリムを遊んでいる環境を紹介してみました。
ちなみに、このPCを組むのにかかった総額は約10万円です。紹介リンクを見てもらうと分かる通り、全部楽天で揃えました。

お買い物マラソンを利用して、がっつりポイントもらいましたよ!
コアゲーマーじゃないけど、そこそこ遊べるゲーミングPCが欲しい人には、このくらいの構成がとっつきやすいと思います。
また、ベアボーンキットは必要なパーツが少なくすむので、自作初心者の人にもおすすめです。
でも、正直に言うと…
正直言って、10万円のゲーム機を用意するならPS5の方が性能は上です。
キレイなグラフィックでゲームをやりたいだけなら、PS5の方が良いと思います。
でも、あっちはModで遊べないですからね。ModやりたいならPCを買いましょう。
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