【スカイリム2025】 装備スロットの変更も簡単に。そう、SkyPatcherならね。

スカイリム
  • 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています

こんにちは、まとんです。

装備スロットを変更するにはespのレコード編集だけでなく、NifScopeでメッシュ内のスロット番号も変更する必要があり、意外と面倒でした。

しかしそんな複雑な手順に悩まされることなく、SkyPatcherならiniファイルを編集するだけでさくっとスロット変更できます。

用意するもの

SkyPatcher

SkyPatcher ユーティリティ - Skyrim Special Edition Mod データベース MOD紹介・まとめサイト
SkyPatcherの解説・説明 SkyPatcher は のSkyrimへの移植版です。これを使用すると、簡単な構文を書くだけでプラグインファイルを使用せずにゲーム内データを自由に変更することができます。Ver3.0 より VR 版に対応...

今回の主役。espを編集せずにレコード編集できるすごいmod。

Bow Rapid Combo V3 – Archer Combat Overhaul

Bow Rapid Combo V3 - Archer Combat Overhaul 日本語化対応 戦闘 - Skyrim Special Edition Mod データベース MOD紹介・まとめサイト
Bow Rapid Combo V3 - Archer Combat Overhaulの解説・説明 を一から作り直しました。■要件

弓の戦闘を劇的に面白くしてくれるmod。

弓と専用ダガーを同時に装備することで、弓を装備しながらの近接戦闘が可能になります。

この専用ダガーのスロットが、私の環境では他装備と競合しちゃうので変更します。

やり方解説

置き換え元の対象レコードを探す

まず、置き換え対象のレコードを探していきます。

SSEEditを起動し、「Bow Rapid ComboV3」のmodを読み込みます。

専用ダガーは「Armor」なので、ツリーを展開して探します。

ひとまず鉄のダガーを変えてみましょう。

鉄のダガーのIDは「87A」です。

まとん
まとん

先頭2桁(esp feの場合は5桁)はロードオーダー番号なので、環境によって変わります。

そのため、フォームIDを指定する多くのmodではロードオーダー部を無視します。

反対に、ロードオーダー部を含めてしまうと正しいIDとして認識されなくなるので注意しましょう。

SkyPatcher用のiniファイルを作る

テキストエディタを開き、「BowRapidCombo.esp.ini」というファイルを作成します。

ファイル名はなんでも良いのですが、espファイル名をにしておくと、そのmodが読み込まれた場合のみパッチが適用されるので便利です。

ファイルの置き場所ですが、MO2の場合適当な空modを作るかSkyPatcherフォルダ内に置くのが管理しやすいと思います。

まとん
まとん

空Modは、MO2の場合、適用なModを右クリック→「Mod全般」→「上に空のModを作成」で作成できます。

SkyPatcherでは、パッチをあてたいレコードの種類によってファイルの置き場所が変わります。

今回は装備を編集するので「SKSE\Plugins\SkyPatcher\armor」に置く必要があります。

まとん
まとん

フォルダ構成はSkyPatcherのダウンロードページにある「SkyPatcher – Starter Setup」を使って構築するのがおすすめ。

記述時の注意

記述の際は、スロット番号の書き方に注意しましょう。

スロット番号はゲーム内で確認できる番号ではなく、SkyPatcherルールの番号で記載する必要があります。

SkyPatcher番号とスロット番号の対応は以下の通りです。

SkyPatcher番号とスロット番号の対応表
SkyPatcher番号説明スロット番号
0Head30
1Hair31
2Body32
3Hand33
4Forearms34
5Amulet35
6Ring36
7Feet37
8Calves38
9Shield39
10Tail40
11LongHair41
12Circlet42
13Ears43
14ModMouth44
15ModNeck45
16ModChestPrimary46
17ModBack47
18ModMisc148
19ModPelvisPrimary49
20DecaplitateHead50
21Decapitate51
22ModPelvisSecondary52
23ModLegRight53
24ModLegLeft54
25ModFaceJewelry55
26ModChestSecondary56
27ModShoulder57
28ModArmLeft58
29ModArmRight59
30ModMisc260

このルールに従い、iniファイルに以下を記述します。

filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87A:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

「鉄のダガー(予備)」(フォームID=”87A”)のスロット番号”56″(SkyPathcer番号”26″)を削除し、スロット番号”60″(SkyPatcher番号”30″)を追加する、という意味です。

Armor PatcherにはReplaceコマンドが用意されてないので、既存のスロットを削除→新スロットを追加という流れでスロット変更を実現します。

動作確認

ゲームを起動して、確認してみましょう。

無事反映されました!

まとん
まとん

うまくいかなかった場合はログを確認しましょう。

MO2の場合、「マイゲームフォルダを開く」からSKSE\SkyPatcher.logを確認します。

他のダガーも変更

同じ要領で他のダガーも置き換えます。

最終的に作成したiniファイルがこちら↓。

BowRapidCombo.esp.ini
;名誉のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|839:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;鉄のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87A:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;鋼鉄のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87B:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;オークのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87C:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;ドワーフのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87D:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;エルフのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87E:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;碧水晶のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|87F:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;黒檀のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|880:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;デイドラのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|881:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;ドラゴンの骨のダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|882:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;スタルリムのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|883:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

;ノルドのダガー(予備)
filterByArmors=BowRapidCombo.esp|884:bipedSlotsToRemove=26:bipedSlotsToAdd=30

今後また番号被りが発生した時は、このiniファイルで番号を変えるだけでOK。

すごく簡単なので、みなさんもやってみてくださいね。

この記事を書いた人
まとん

システムエンジニア。
スカイリム歴1年未満の超にわかスカイリムプレイヤー。
このブログでは、スカイリムMODの「ちょっと便利な使い方」を中心に紹介してます。

まとんをフォローする
スカイリム
まとんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました