こんにちは、まとんです。
ゲームパッドでプレイしていると、なかなか良い操作感が得られなくて徐々にストレスがたまってきます。

特に戦闘系modを入れ始めるとボタンが足りなくなって、死活問題です。。
私はモンハンが好きなので、その操作感に近づけようとかなり長いこと試行錯誤していたのですが、だいぶ形になってきたのでキー配置や使っているmodについてご紹介したいと思います。
ゲームパッドについて
最初に私が使っているゲームパッドについて紹介します。
こちらの「GamesSir Nova Retro」です。
画像を見ていただいてわかる通り、Nintendo Switchと同じボタン配置です。

大きさもSwitchのプロコンとほぼ同じで、大変使いやすいです!
値段がお手頃なのも◎。
以降、このボタン配置を前提に説明しますので、XBOX系のボタン配置の方は適宜読み替えてください。
キー配置
キー配置は以下の通りです。赤字はmodで実現する機能です。
通常 | 組み合わせ | |
A | アクティベート / パワーアタック | LT + A:ホットキー2 |
B | ジャンプ / 回避 | LT + B:ホットキー3 |
Y | ポーション使用 | LT + Y:ホットキー4 |
X | 攻撃(右手) | LT + X:ホットキー1 |
RB | スプリント | LB + RB:抜刀&納刀 |
LT | 攻撃(左手) | |
RT | 攻撃(右手) | |
十字キー(↑) | シャウト循環 | LB + ↑:スキルメニュー RB + ↑:ホットキー5 |
十字キー(→) | 右手武器循環 | LB + →:インベントリ RB + →:ホットキー6 |
十字キー(↓) | ポーション循環 | LB + ↓:マップ RB + ↓:ホットキー7 |
十字キー(←) | 左手武器循環 | LB + ←:魔法メニュー RB + ←:ホットキー8 |
L3 | スニーク | |
R3 | ロックオン | LB + R3:視点変更 |
Start | ジャーナル | LB + Start:お気に入り |
Back | シャウト | LB + Back:待機 |
キー配置のカスタマイズ方法
バニラキーのカスタマイズ方法はこちらをご覧ください。

ボタンの競合について
見ていただくと分かるとおり、アクティベートとパワーアタック、ジャンプと回避(ドッジ)が同じボタンで競合しています。
これは、抜刀中はアクティベートを禁止しパワーアタックを発動することで競合を回避しています。
同じく抜刀中はジャンプを禁止することで、戦闘中のみ回避が発動するようにしています。

モンハンには技としてのジャンプはありますが、通常のジャンプはないのでそれに寄せた形です。
それに、私のプレイスタイルでは戦闘中にジャンプしたいことがほとんどないので。
攻撃キー(XとRT)について
モンハンの近接武器と遠距離武器の攻撃を再現するため、攻撃ボタンをXとRTの2か所に割り当てています。
Xで近接攻撃、RTは弓やクロスボウで攻撃するために使います。

パワーアタックをAに設定しているので、モンハンと同じくXとAをメインの攻撃ボタンとして使います。
ホットキーについて
ホットキーは、ホットキーを押した瞬間にパワーやシャウトを自動発動するmodを使い、探索や戦闘をストレスなく行うために使います。
LT + ボタンの組み合わせは、モンハンライズの翔虫(かけりむし)アクションのイメージで、必殺技を発動するキーとして使います。
それ以外は、よくつかう魔法やパワーを登録して使っています。

シャウトはホットキー経由で使うことが多くなるので、シャウトボタンはあまり使いません。なので、シャウトボタンは押しにくいBackに変更しました。
各機能と利用Mod
各機能の実現方法についてご紹介します。
A アクティベート / パワーアタック
利用Mod


解説
パワーアタックは、BFCOのパワーアタックキーに割り当てます。

MCOをお使いの方は、One Click Power Attack NG などを使って設定しましょう。
そして抜刀中のアクティベートを禁止するため、No Loot When Armed – SKSE plugin を使います。
このmodは、抜刀状態では扉を開いたり家具や宝箱にアクセスできなくします。

抜刀状態で素材採取できない、モンハンと同じ仕様になります。
もともと納刀状態ではパワーアタックは発動しませんので、これで探索と戦闘中の切り分けを行うことができました。
さらに納刀中に確実にアクティベートできるよう(Aボタンで武器を構えないよう)、Gamepad Button Freer を導入しました。
このmodは攻撃ボタンでの抜刀を禁止します。

Gamepad Button Freerは、LT + ボタンのように攻撃キーを修飾キーとして使う用途でも使えます。
B ジャンプ / 回避
利用Mod


解説
回避アクションには、TK Dodgeを使用します。
このmodは抜刀状態でないと回避アクションが発動しない仕様です。
ただ、これだけだと抜刀中もジャンプアクションが優先されてしまい回避が発動しません。
そこで、Jump conditions というmodを使い抜刀中のジャンプを禁止します。

Jump conditions は、もともとはプレイヤーしかジャンプできないのが不公平だから、という理由で作られたmodのようです。
ちょっと目的が違いますが、私が求めてたものに非常に近かったので採用させていただきました。
ただし、このmodは納刀中+スプリント中+スタミナ50%以上の3つの条件がそろわないとジャンプできなくするmodです。
ですので、SSEEditで以下のように改造を行し、納刀中以外の条件を削除しました。

これで納刀時はジャンプ、抜刀時は回避というアクションを両立させることができます。

戦闘中にジャンプを行いたい場合は、納刀してからジャンプするか、モンハンのようにジャンプ攻撃する技を使ってジャンプします。
Y & 十字キー アイテム循環
利用Mod

解説
Soulsy HUDは、武器やシャウトをサイクル登録し、切り替えできるようにするホットキーmodです。
この類のmodは他にもいろいろ出ていますが、個人的には、ゲームパッドではこれが一番使いやすいと思いました。
このmodはかなり多機能でして、武器、シャウト、ポーション、さらに装備セットをサイクル登録して切り替えることができます。

今回は装備セット以外の機能を使います。
modのMCMで十字キーの上下左右をそれぞれ循環キーとして割り当てます。
Yはポーション利用の専用ホットキーとして、同じくMCMで設定しました。

モンハンで回復薬を飲むように、Yで回復したかったのです。
またMCMで「Group Potions」(ポーションをグループ化)という設定にチェックを入れると、「Best Health」「Best Magica」「Best Stamina」の3つがサイクルに自動追加され、これを使用すると効果の高いものから優先的に使ってくれるようになります。

残り体力とかに関係なく一番効果が高いものを選ぶので、それが気になる方は別のmodを使いましょう。
R3 ロックオン
利用Mod

解説
ロックオンは、モンハンと同じくR3押し込みで実現します。
True Directional Movement – Modernized Third Person Gameplay のMCMで、ロックオンのホットキーに設定します。
このmodでは、ロックオンキー長押しで変更する機能もありますが、個人的に長押しは使いにくかったので使ってません。
ホットキーの自動発動について
通常、ホットキーは装備するシャウトやパワーを切り替えるだけで、発動するには別途シャウトボタンを押さなくてはいけません。
この仕様はかなり使いにくいので、ホットキーを押す=発動と操作感を改善します。
利用Mod

メインファイルが2つありますが、「Bind Actions to Hokteys – Alternative Hold Time」がおすすめです。
このモードだとシャウトの長押しに対応できます。
解説
このmodは、ホットキーを押したあとに続けて押すキーを設定するmodです。
modのページにも記載されている通り、これにキーボードの「Z」(シャウトキー)を割り当てることで、ホットキーによってシャウト/パワーを装備→Zキーが押される→発動という流れを作ることができます。

類似modに「STB Quick Hotkey Cast」があります。
こちらでも同じことはできますが、ゲームパッドに対応していないようで、steamのコントロール設定でボタンにキーボードのホットキーを関連付ける必要があります。
魔法も自動発動したい
Bind Actions to Hokteys は、シャウトとパワーにしか対応していません。
でも、魔法を自動発動させたいケースもそこそこあります。

私は RB + ↑で灯火が発動するようにしています。
そこで、魔法をシャウト化するmodと組み合わせることでこれを実現します。
利用Mod

解説
このmodは、魔法をシャウトに変換します。
右手にシャウト化したい魔法を装備して「Shift」+「=」を押すと、「魔法名(Spell Shout)」というシャウトがシャウト欄に追加されます。

登録と解除の操作はキーボードで行います。
私の環境では「Shift」+「=」だと反応しなかったので、「Shift」+「Insert」で登録するように設定を変えました。
設定変更は「EquipSpellsAsShouts.json」から行えます。
あとはこれをお気に入り登録し、ホットキー設定するだけで Bind Actions to Hokteys と連携します。

シャウト化した魔法が表示されないときは、一度メニューを閉じて開きなおすと良いです。

類似modとして、Spell Hotbar2 というのがあります。
これだとシャウト化不要で魔法も自動発動できるのですが、登録画面がごちゃっとしていて、好きになれませんでした。
UIがなじむ方はこちらでも良いと思います。
必殺技を使いたい
モンハンライズの鉄蟲糸技のように、LT + X、LT + Aで強力な必殺技を使えるようにします。
利用Mod

解説
エルデンリングのような、強力な戦技を使えるようにします。
戦技の発動方法はいくつかあるのですが、呪文の書を読むことで追加されるパワーをホットキーに登録し、Bind Actions to Hokteys を使って発動させています。
このmodは全部理解しようとするとかなり大変です。今回必要な使い方だけ記載します。
- Modを入れると追加される「エルデン戦技 – 瞑想」を使い、「Crafting Items」を選択する
- そこから「戦の書 – 幸運」をクラフトし、読む
- 「戦灰 – 幸運」のパワーが追加されるので、これをLT + X か LT + A に紐づけたホットキーに登録する
- 再度「エルデン戦技 – 瞑想」を使い、「Learning Weapon Arts」を選択する
- お好みの巻物を作成し、これを読む
- 「Fortune」の「Direct Cast」に紐づける
これで、手順5、6で登録した技を「戦灰 – 幸運」を通して発動することができるようになります。

技に対応する武器を装備してないと発動しないので注意。
ゲームを進めて「ソウルの澱」というアイテムを集めて使っていくと、熟練度レベル(魔法メニューの効果で確認できます)が上がっていきます。

ソウルの澱は敵がドロップします。これを使うと所持している全てのソウルの澱が消費され、熟練度に加算されます。
戦技のスクロールも敵がドロップしますので、あえて瞑想から作らずに、入手した技を片っ端から試していくのも楽しいです。
熟練度レベルが上がると、幸運以外の戦灰がクラフトできるようになりますので、それをもう一つのホットキーに紐づけましょう。
スプリントボタンのホールドで走りたい
スカイリムは、スプリントボタンを押すたびにスプリントとラン動作が切り替わります。
これを、スプリントボタンを押している間だけスプリントするようにします。

前作「オブリビオン」もこの仕様だったみたいですね。
なぜ変えたのか。。
利用Mod

解説
このmodはインストールするだけです。
これでRBを押している間だけスプリントする、モンハンライクな動きになりました。
まとめ
今回、かなり多くのModを紹介する形になってしまいました。。
個人的には、かなり良い感じにスカイリムとモンハンの操作を融合させることができたと思ってます。
ボタン配置を変えるModは数多く出ていますが、使うModが変われば使用感も当然変わってくるはずで、なかなか自分にドンピシャにあったものには出会えないと思います。
それなら自分で一から作った方が満足度が高いので、今回このような記事を書いてみました。
ボタン配置で悩んでいる皆様のご参考になればうれしいです。
今回使ったModの詳しい説明や、そもそもコントロール設定をどうやって変えるのか、といった解説は今後少しずつやっていきたいと思います。それでは!
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