こんにちは、まとんです。
こちらの記事でご紹介した「Eldem Rim – Weapon Arts」の導入方法について解説します。
とはいえ、このmod。独自仕様が多くなかなかに難解です。
私も全て把握できているわけではないので、自分の使い方を中心に、とりあえずプレイに困らない範囲で解説してみたいと思います。
用意するもの
Eldem Rim – Weapon Arts

某ソウルゲーの「戦技」システムをスカイリムに持ち込んでみたという、とんでもないmod。
ムーブセットの前提modとして導入する場合
このmodは、攻撃モーションを変更するムーブセットの前提modとして導入を求められることも多いです。
その役割は、主にモーションかエフェクトの流用です。
modの説明文に従ってインストールすると、この後説明するさまざまな要素がゲーム内に持ち込まれてしまい、意図しないプレイ環境になってしまう可能性があります。
「戦技に興味はないけど、とりあえず入れなくてはいけない」という方は、次の3つだけ入れればOKです。


「Elden Disable Skill」は、Option Filesの項目にあります。
これを入れることで、本modの仕様を全て無効化しリソースだけ利用することができます。
インストール
Nexusには、大量のファイルが並んでいますが、最低限必要なのは次の2つだけです。


NPCにも戦技を使わせたい場合は、追加で「4-Elden Weapon Arts for Npc 」も入れます。
Option Filesは、自環境に合わせたパッチを導入すればOKです。
「Elden Disable Skill」はインストールしないように注意しましょう。
これを入れると、機能が全て無効化されます。
使い方
戦技発動までの流れ
詳しい使い方の前に、まずは戦技発動までの基本ステップをおさえておきましょう。
戦技の発動は、戦技発動用アイテム「戦灰」の作成→戦灰に戦技をセット→戦灰を使用する、という流れとなります。
- 戦技発動用アイテム「戦灰」の作成
- 戦灰に戦技をセット
- 戦灰の使用

これだけ言われてもよくわからないと思いますので、順を追って説明します。
こういう流れだということを、なんとなく認識しておけば大丈夫です。
戦技発動用アイテム「戦灰」の作成
ゲームを起動すると、「エルデン戦技 – 瞑想」というパワーが追加されています。

まずはこのパワーを発動し、「CraftingItems」を選択します。

その中の「戦灰 – 幸運」というアイテムを作成します。
戦灰は三種類
戦灰を探すと次の三種類が見つかると思います。
パワーは「戦の書 – 幸運」という名前になっています。読むとパワーに戦灰が追加されます。

効果は全て同じですので、好きな発動方法を選んでもらえばOKです。

おすすめはアーマーかポーションです。
戦技はホットキーから使うことになるのですが、アーマーとポーションはホットキーを押した瞬間に発動します。
対して、パワーはホットキーを押す→シャウト枠に装備→シャウトキーで発動、となるのでちょっとまどろっこしいです。
ポーションは一度のクラフトで500個入手しますが、回数制限はありません。なくなると自動補充されます。
戦技のセット
戦灰を作成したら、再度「エルデン戦技 – 瞑想」を発動し、次は「Learning Weapon Arts」という項目を選びます。

ここから「戦技のスクロール – 〇〇」というアイテムをクラフトしてください。


このスクロールを使って戦技を覚えます。
戦技は、その技に対応した武器を装備していないと発動しませんので、説明文をよく読み、自分の持ち武器にあったものを選びましょう。
続いて、作成したスクロールを読みます。そうすると次のような戦灰の選択画面が表示されます。

「Fortune」→「Direct Cast」を選んでください。


Direct Cast = 戦灰の使用で戦技発動
Hold down… = スプリントボタンを押しながら戦灰使用で、戦技発動
となります。
それぞれ別の戦技を登録できるので、2種類の戦技を使い分けることができます。
これで戦技発動の準備が完了です。
使用可能な戦灰は熟練度で増える
戦技のスクロールを読んだときに表示される他の項目ですが、これらは他の戦灰です。
後述の熟練度システムにより、熟練度を上げることで他の戦灰を「エルデン戦技 – 瞑想」からクラフトできるようになります。
「戦灰 – 筋力」や「戦灰 – 神秘」といった戦灰が解放され、戦技の登録枠を最大5スロットまで拡張できるようになります。

こちらの記事では、2つの戦灰を、それぞれホットキー1(LT+X)、ホットキー2(LT+A)に割り当てて使っています。
戦技の発動
それでは、戦技を発動してみましょう。
まず戦灰をお気に入り登録し、適当なホットキーに割り当てます。


ホットキーはキーボードの1~8です。お気に入り画面を開き、カーソルを合わせた状態でホットキーを押すと割り当てできます。
ゲームパッドの場合、ホットキーは1(十字キー左)と2(十字キー右)しか割り当てられていません。
8番まで使いたい場合は自分でキー割り当てを変更する必要があります。
そうしたら武器を構え、ホットキーを押してみましょう。

パワーの場合は、ホットキーの後にシャウトボタンを押してください。
無事戦技が発動すれば成功です!
戦技が発動しない場合
この手順で戦技が発動しなかったり、技は発動するけどエフェクトやダメージがおかしい場合、次のような原因が考えられます。
成長システム
本modを入れた状態だと、「ソウルの澱」というアイテムを敵が落とすようになります。

これはポーション枠のアイテムで、使用すると専用の経験値が加算されます。これが一定量たまると熟練度が上がります。

熟練度はアクティブエフェクトから確認できます。

またソウルの澱は一つ使うと全て消費され、経験値にまとめて加算されます。
「NPCs use Potions」のようなNPCがポーションを使うmodを併用している場合、人型の敵からソウルの澱を入手できなくなります。
※戦闘中、ソウルの澱をポーションとして消費してしまうためです。
その場合はこちらのパッチをあてて対策してください。
熟練度
熟練度を上げることで、さまざまな特典を得ることができます。
クラフトアイテムの増加
戦灰(最大5スロット分)や、クラフト可能なスクロールが増えます。

熟練度が高いほど派手で強力な戦技をクラフトできるようになっていく感じです。

戦技のスクロールは敵が落とすこともあるので、先にそっちで目にする機会の方が多いかも。
パッシブスキルの獲得
熟練度を上げるごとに、さまざまなパッシブスキルがプレイヤーに付与されていきます。


付与効果は戦技のダメージ量を上げたり、耐性を上げたり、攻撃や防御に直結するものが多い気がします。
特技の書が読めるようになる
ごくまれに敵が「特技の書 – 〇〇」というアイテムを落としますが、これの閲覧には熟練度レベルが設定されています。
各本に指定されたレベルまで熟練度を上げることで読めるようになります。


特技の書は、既存のアクションをカスタムするものが多いです。
例えばカウンター攻撃をハイキックにしたり、ショルダーチャージしたり、などです。
ただ元のアクションがどれで、そもそもどうやって発動するのか不明なものも多く、私はよくわかってません。。
その他のクラフトアイテム
「Crafting Items」で作れる、他のアイテムについてご紹介します。
呪文アイテム
「呪文アイテム – 〇〇」というアイテムは、戦技のもう一つの発動方法です。

この呪文アイテムはアーマーカテゴリで、戦灰のアーマーと同じようにお気に入りから装備(発動)して使います。

戦技のスクロールと同じ技もありますが、呪文アイテム限定の技もあるようです。
また、多くの呪文アイテムは「AP」というポイントがないと発動できません。

これは「呪文アイテム – エルデン・ロア」を使用することで得ることができます。

エルデン・ロアは、自分の体力、スタミナ、マジカと引き換えにAPを作成する呪文アイテムです。
エルデン・ロアでAPを補充→呪文アイテム使用→APがなくなったら再度エルデン・ロア…という使い方になります。
呪文アイテムを使う場合は忘れずにクラフトしておきましょう。
APはポーションとしてインベントリに格納されますので、こちらから残りポイントを確認できます。

指輪、ルーン
指輪とルーンは、既存アクションのモーションを置き換えるアミュレットです。

こちらを装備することで、攻撃モーションや回避モーションが変更されます。
また、「攻撃中に〇ボタンを押すと…」みたいな特殊仕様が追加されるものもあります。

モーションセットは自分の好きなものを探すことが多いので、この機能はスルーしてる人がほとんどな気がします。(私もそうです)
試してみて、動きが気に入ったら使うくらいでしょうか。
武器
特殊なエンチャント(見た目?)が施されたオリジナル武器をクラフトすることができます。


こちらもモーションセットと同じく、自分の好きなものを入れてる人が多いと思います。
気になったら試す程度かと。。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、必殺技mod「Elden Rim – Weapon Arts」について解説してみました。
正直、このmodは仕様が独特かつボリュームが多いので全てを理解するのが大変です。

私も半分も理解できているかどうか。。
それでも十分楽しめるとても魅力的なmodですので、これまで敬遠されていた方にはぜひ試してみていただきたいなと思います。
それでは、また!



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